うつの人に頑張れと言ってはいけないのか!?

心が楽になる考え方
miho
努力って漢字、ずっと見つめてると力が4つに見えてキン肉マンみたいに見えてくる。どうも、mihoです

近頃カウンセリングをしていて、こんなご質問がありました。

もうたく父さん
うつの人には頑張れと言ってはいけないの?

 

「もうすでに頑張っている、頑張ってきた人に対して使うと非常にプレッシャーに感じる」ためうつ病の方には「頑張れ」と声をかけることはご法度とされている風潮がありますよね。

 

でもうっかり言ってしまう時がある、言われた本人は傷つくのか、そしてうつ病に限ったことなのか、日常会話によく使うこの「頑張る」について検証してみました。

 

どんなときに人に対して「頑張れ」を使うかについて考えてみた

 

まず、そもそも人はどういうときに人に対して「頑張れ」というのかについて考えてみてみようと思う。ふざけているわけじゃないからどうかしばらくお付き合い願いたい。

 

 

1-1.素直に応援したいとき

はにわ
ファイトー!(」´0`)」

 

うちゅうじん
いっぱーつ!!!!(」°Д°)」

 

まさにあともうひと踏ん張りしたいときに、またはそれを必要としているときに人は「頑張れ」と言いますよね。

あともう少し力を分けてくれってときに心のこもった「頑張れ」を言われると嬉しい!力がみなぎります。

 

 

1-2.たんなる社交辞令

うちゅうじん
明日大事な商談なんだよなー

 

はにわ
そかそか、がんばれ!(‘_’)

 

えっ、ぜんぜん心こもってないよね!?

ほんとに成功してほしいとか思ってる?
頑張れの大処分セールかなんか!?

 

時として、会話の間を保ったりオチをつけるために使われますね。
この手の場合は社交辞令的な意味しかないのですが、やっかいなのが相手の言い方と、言われた側のテンションがアンマッチすぎると、非常に空気が悪くなります。

 

 

1-3.懇願したいとき

はにわ
んー、もうグレイちゃんに払うお金ないよぉ

 

うちゅうじん
頑張って!私ハニたんのためならなんでもするから

 

このケースの「頑張れ」は非常に双方のパワーバランスが悪いケースが多い

 

たとえば、男女間においてだと「好意のパワーバランス」だし、上司と部下や取引相手だと「社会的地位や利害関係のパワーバランス」だし、夫婦間だと「経済の決定権や精神面でのパワーバランス」などが挙げられます。

 

値段交渉の際に「もうすこし頑張れませんか?」なんて言うのもこのパターンにハマりますね。

どちらかが一方が利益を得たい場合に使われます。

 

 

 

少し小難しい心理学を使って考えてみる

 

このように「頑張れ」一つとっても様々な意図がありますね。

ここで少し心理学も使ってみましょう(´・∀・ `)
「難しい話はむり!」という方は一気に下までスクロールしちゃいましょう!

 

2-1.コミュニケーションの観点から考える~交流分析~

 

精神科医のエリック・バーン氏が提唱した交流分析という心理学の考え方が少し役立つかもしれません。

 

これは、コミュニケーションのタイプを3つに分けて分析したもので、AB間での円滑なコミュニケーションを保つには、双方の交流パターンがぴったり合った状態が望ましい、という考え方です。

 

P  親▶父親が持つ厳格さと批判的要素、母親が持つ優しさや包容力などの保護的要素

A 大人▶社会生活に適合していくために必要な合理的、論理的な要素

C 子供▶自由奔放であり、従順に自我を抑制する要素

(なんぞや。。いきなり難しい話だぞ。。。)という方も大丈夫!これから少し分かりやすくふざけて説明していくよ!

 

 

少しわかりやすい例をだしてみましょうか

ねこさん
たまには二人きりで食事したいから、今週金曜日早く帰ってこられるかしら?

 

うしくん
その日は接待があるから厳しいなぁ

 

ねこさん
ぜんぜん私のこと考えてくれないのね!あなたはいつもそう!

 

うしくん
いや、だから金曜日は大事な仕事が入ってるんだよ。別の日にしてくれないか

 

ねこさん
私のこと本当に愛してる!?仕事がそんなに大切!?

 

どうでしょうか?
これは男女間によくあるコミュニケーションのパターンですね。

 

男性はA大人の交流パターンで会話しているのに、女性はC子供の交流パターンで返しています。

コミュニケーションパターンが合致しないと齟齬が生まれ、コミュニケーションそのものが破綻してしまう、という理論ですね。

 

これほんと男女の会話に多いですよねぇ。
男性は女性がなぜ突然怒り出したかわからないし、
女性は男性がなぜ淡々といられるのか理解できません。

 

ここでお伝えしたいのは、コミュニケーションには人それぞれのパターンがあり、同じパターンであれば円滑にキャッチボールが出来るということです。

 

トマト投げたのにトンカチ返ってくるみたいなものですね(‘ω’)

 

コミュニケーション能力が高い人というのは、相手が投げたパターンを素早く見極める力と、自分が投げたい意図を相手の投げたパターンに変換してする力があり、さらに自分のペースに引き込むのが得意な方が多いです。

 

このあたりは、また別の記事でいずれ書きます。

 

2-2.もっと具体的に双方の気持ちを考えてみる

では更に掘り下げて、言った側言われた側、双方の気持ちや意図について考えてみましょう。

①うつの人に「頑張れ」と言う人

・早く治ってほしい
・早く働いてほしい
・なんでこんなこともできないんだろう
・何もしないなら家のことやってほしい
・いつまでこんな状態なんだろう

 

ちなみに、うつを支える家族の方は、普段よりこうした気持ちを言いたくても言えないので、「頑張れ」と口に出さずとも態度や雰囲気で相手に伝わっていることが非常に多いです(´-ω-`)

 

苦しい立場ですよね。
自分だって苦しい、どうしてこうなってしまったんだろう?
誰に助けてもらえばいいの?
誰か助けて。

今まで支えあってきたのに、片方が寄りかかるどころかのしかかり、でも前に進んでいかねばならない不安や恐怖や焦りでいっぱいの状態です。

 

②「頑張れ」と言われた人

・重い、自分に期待しないでほしい
・さんざん頑張ったのに‥
・人に干渉しないでほしい
・あなたに何がわかるの!?
・自分だって頑張りたいのに
・申し訳ない

 

うつの時は、元気なときならできていた事が次々出来なくなったり、やる気が起こらなくなることで自己肯定力が下がっています

 

「自分に対する期待」がことごとく裏切られたような気持ちになっていることが多いです。

 

体と心のバランスがあちらこちらで乖離しています。

 

「少しは散歩できるかな」
と思っても体が動かない。

 

体を動かそうとしても
頭の中が冴えずやる気が起きない。

 

とても苦しい状態ですね。
相手の期待に応えたいけれど応えられない。
それもそのはずです。自分の状態に一番驚きと戸惑いと不安を抱えているのは他ならぬうつとなった本人なのですから。

 

【まとめ】結果、うつの人に頑張れと言ってはいけないのか!?

 

と、ここまで「頑張れ」を様々な視点から見てきましたが、本題に入ります。

 

「うつの人にほんとうに頑張れと言ってはいけないか」

 

結論は、「必ずしもそうとは言い切れない」ということです。

 

うつであろうとなかろうと、「頑張れ」という言葉を使うには、相手に対して

①応援
②社交辞令
③期待、懇願

などの目には見えない気持ちが込められていることが分かりました。

①にはあって、②③にはないもの。

 

それは・・・

「頑張って欲しいと思っているのは果たして誰なのか」

うつの人に「頑張れ」と声をかけそうになったら少し待ってみてください。

頑張ってほしいと思っているのは、あなただけではありませんか??

 

これは頑張るという言葉に限ったことではありませんが、

人を変えよう、コントロールしようと思うことからくる言葉は、相手を傷つけます。

 

それに気付いた時に「今この人をコントロールしようと思ってた」自分に気付くことで不要な言い争いや傷つけ合いは防げるかもしれません。

 

でも、私のもやもやは晴れない!という方はいつでもお声がけください(‘ω’)ノ

些細なお話からお話して、心の支えを一緒にとっていきませんか?

★電話相談始めました★

・メッセージのやりとりをしている時間があまりない

・少しだけでも会話して心の支えをとりたい

・普段相談できる相手がいない

・直接やりとりだと決済が心配・・・

そんな方はこちらのサービスがすべて解決します

 

LINE@からも簡単なご質問でしたら無料でお答えしています♪

お悩み相談はこちらから

 

 

 

この記事を書いた人
miho

『アドバイスしないカウンセリング』

自分で問題を解決する力を育てるをテーマに、ワークを使ってカウンセリングしています。 仕事に関する心の悩みを解決するカウンセリングサービスLINKS運営。 3度の飯より飯が好きなお調子者(´・∀・ `)

mihoをフォローする
心が楽になる考え方
シェアしてみる!
mihoをフォローする
みほろぐ

コメント